其の八 「自分の感情を体感させること その4」


 皆さんこんにちは、古賀です。先週から古賀塾の募集が始まりました。道場を建てて1年、ようやく始まる、っといった感じです。
既に道場を開いている諸先輩方からは「子供柔道ははまるぞっ!」と言われているだけに、どんなものなのか、ウキウキしながら、毎日を過ごしています。

実際の稽古は4月からなのですが、心はウキウキ、稽古は真剣に、そしてなにより「瞳に輝きをもった子供たち」がこの道場に溢れ返ることをひとつの目標に頑張っていきたいと思っています。その結果として、ゆくゆくは世界の頂点に立つような人材が、この道場から出ることを期待しております。

今回の「自分の感情を体験させること」ではまさに、「瞳に輝きをもった子供たち」を育てるためにはいったいどうしたらよいのか?ということに対する私なりの考えに触れさせていただいております。実際には、やり方はいくつもあると思うのですが、是非ひとつの考え方として参考にして下さい。

 それでは、よろしくお願い致します。

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 子供に柔道を教える場合は、技や技術以前にまずはその自分の感情に気付かせることをテーマにすべきだと思う。現代の子供たちにとって、楽しいことは本当に沢山あると思う。テレビゲームをやっていれば楽しいだろうし、友だちと遊んでいれば楽しいだろう。

だが、柔道の楽しさとは、自分のリアルな感情を感じていられる、しっかり表に出せる、自分の可能性を自分で発見できることにある。いくらテレビゲームに興じていても、所詮は虚構の世界であり、自分の感情や可能性までは発見できないだろう。

 結局、自分がやらなければ、結果を出せない種目でもあり、逆に言えば、やったらやった分だけ自分の結果となって返ってくる。この努力は実るものだ、と教えることは、その後の人生でもきっと役に立つ教訓となるだろう。

(終)

『精神力』(角川書店)より抜粋

(次回更新 2月28日)


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