其の十一 「運をどう考えるか その1」


 皆さんこんにちは、古賀です。
いよいよ明日から古賀塾が始まります。瞳に輝きを持った元気な子供たちで溢れ返る町道場にしたい。
そして必ずやその子供たちの中から世界で活躍する選手を出したい。そんな思いで真剣に取り組んでいきたいと思います。

 さて、今回から2回に渡って連載せていただくテーマは「運」の考え方についてです。
古賀塾は運に左右されるのか・・・?それは私の考え方次第のような気がします。

 それでは本題に入らせていただきます。よろしくお願い致します。

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 勝負事に関しては運というものが常に付きまとっていると思う。
よく、「勝負には勝っていたが、運が悪かった。ゆえに結果的に負けた」という人がいる。
負けたことを運のせいにしてしまうのだ。

実を言えば、これは非常に楽な考え方だ。負けたのは自分のせいではない、努力がたりなかったのではない、相手の方が運が良かった、または、自分には運という未知の力が足りなかっために負けたのだ、と考えるのは心理的な負担が少ないからだろう。だが、勝負の結果を運のせいにしてしまうのは間違っている。そして、次の勝負を勝ちにつなげる理由がなくなってしまう。

極端に言えば、確実に運を良くする方法が勝負の世界では存在しないからだ。これさえやっておけば確実に運が自分に見方してくれる、という方法はない。
自分的には、運とは、最大限の努力をして、最後に自分が見るべき方向、つまり勝利へと自分を運んでくれるものではだろうかと思っている。

すべてを出し切って戦ったときにのみ、それは出てくる。安易に自分に甘えている状態では残念ながら運は味方してくれない。つまり、運とは自分の努力で引っ張ってくるものだと思っている。

(続く)

『精神力』(角川書店)より抜粋

(次回更新 4月15日)


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