其の四十一 「叱る」

 こんにちわ。古賀です。すこし寒くなってきましたね。この時期は食欲の秋なので、体重の増加に注意、と言いたいところですが、10、11月は講演であっちこっち移動が多くなかなかそうはならないですが・・・。それより、うちのコーチ陣!前回も書きましたが、食う、食う!古賀家のエンゲル係数は右肩上がりする一方です・・・。私は食べていないんですが・・・。

 今回は叱ると言う事をテーマにしてみました。前回の「強制する・・・」とも関連があるのですが、もし選手が悪い結果になったとしても、頭ごなしに叱るのではなく、次につなげるアドバイスをする事が大事なのではないでしょうか?「今回はこうだったけれども、もっとお前の良さを出していけ!ここをもっと強化しよう!」みたいなアドバイスが必要なのではないでしょうか?

 今回はそんなエピソードです。

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  選手を伸ばす指導とは、勝負の結果が出たあとが重要だと思う。

 勝負の世界ゆえに、勝ち負けが決まるのが常であるが、一回戦で負けるなり、決勝戦まで勝ち進むなり、どのような結果であっても選手とはきちっと話し合うべきだろう。

 高校生の試合などを見ていると、試合に負けたことに対して、生徒にひたすら怒りをぶつける指導者も多い。生徒に対する不甲斐なさに声を出すよりも、生徒を育てられなかった自分に対して先に怒りを感じるべきだろう。また、過度に選手に大声を上げるのは、単なる萎縮につながり逆効果になることも多いだろう。怒るのと叱るのは違う。

 勝負の世界で指導するゆえに、笑顔で教えろとは言わない。

 ただ、叱るにしても根本となる何か、たとえば、妥協したり、自分に対する嘘だったり、教えを守らなかった場合にのみ、ちゃんと叱ることが大切だと感じる。

『精神力』(角川書店)より抜粋

(次回更新 10月29日)


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