其の五十八 「勝負魂」
みなさん、灼熱の夏到来でバテバテな毎日だと思います。
もちろん私もその一人ですが。
先日、暑い暑い福岡県で行われた高校生の全国三大大会の一つである金鷲旗大会へ視察に行って来ました。
全国各地から男女300校あまりが集まる最大規模の大会であります。
私も高校時代3年間出場して3位→1位→1位(ちょっと自慢かな?)と思い出深い大会です。
この大会の特徴は、5人制で勝ち抜き戦、
そして大将同士が引き分けの場合はさらに大将同士で延長戦となる、
まさに「ド根性」が必要となる大会です。
この無差別団体戦は体重関係無しの実力勝負。
小さい選手が大きな選手と 戦う姿はまさに「柔よく剛を制す」を試せる最高の舞台なのです。
私自身も 昔そうでしたが、
今年の大会も汗と涙と闘志あふれる戦いで燃え上がり、見てて楽しい試合が多くありました。
やっぱり青春いっぱいの姿はいいですね。
高校生時代(25年前)の自分にあっという間に戻ってしまいました(笑)。
勝負とは身体の大きさで戦うのではなく、<勝負魂の大きさ>で戦うものです。
その魂を大きくしていくためには常日頃の稽古でしかありません。
・自分に負けそうな時 「なにくそ!」
・自分に妥協しそうな時 「なにくそ!」
そんな「なにくそ根性」の積み重ねによって、自分自身に本当の「勝負魂」が養われていくと思います。
さぁ、皆さんの「勝負魂」はどれくらいですか?
暑過ぎる夏、そして今の厳しい時代だからこそ
皆さんご一緒に「なにくそド根性」で前進して行こうじゃありませんか。
2010年8月2日
古賀 稔彦
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